入れ歯とインプラントの違い
歯周病や進行した虫歯が原因で歯を失った場合や、
何らかのアクシデントで歯を失った場合は、
すぐに歯医者で治療をして頂くことをお勧めします。
それは、失った歯の周りの歯が支えを失ってバランスが悪くなり、
空いた側へのチカラをもろに受けてしまうことで、
悪くなることを誘発してしまうからです。
下顎であれば、対合歯という上の歯が下に落ちることを
支えられなくなり、いずれ抜けてしまう可能性が高まります。
その抜けた部分を補う方法として、一般的にはブリッジ、
入れ歯とインプラントの選択があります。
プラントと入れ歯の違いは、インプラントは外科手術が必要で、
入れ歯は手術の必要がないことが大きな違いです。
機能面ですと、インプラントは人工歯を顎の骨に
直接埋め込みますので、ご自身での取り外しはできません。
しかし、元の歯のように固定されていますので、
自分の歯のように噛めます。
噛む力はそこまで落ちませんので元の通り自然な食事が可能と言えます。
そのため、歯を失っても食事を今までのように
楽しみたい方にはインプラントをお勧めいたします。
一方、入れ歯は取り外しが可能です。
取り外しが可能な分、歯磨き以外のお手入れができますが、
元の歯のように固定されていので食事の時に違和感を覚える方もいらっしゃいます。
そのため、噛む力や噛み心地はインプラントに比べると劣ってしまいます。
顎の骨が薄かったりと、難しい症例でない限りインプラントが
お勧めであることは、いわずもがなではあります。
2018年9月9日 (日)
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