個別栄養指導 NUTRITION

栄養指導への想い

お身体だけでなく、お口へもサポート・アプローチする

〜 歯科栄養士 〜

食べること、屈託なく笑えることを通じて、生きる喜びを多くの人が感じることのできる笑顔いっぱいの世の中にしたい。わたしたちの理念です。そのためには全身の健康がとても大切です。

栄養指導の導入を考えたきっかけは、このような自分自身への疑問に答えられなかったことでした。
「噛める」という機能を失った方が、インプラント埋入や義歯の提供によってその機能を回復しても、全身の健康につなげるためには何かが足りない・・・。患者様より「美味しく食べられるようになりました!ありがとうございます!」と涙を流して喜んでいただけることは多いですが『それだけではだめだ。美味しく食べられるだけでは、生活習慣病の予防にはつながらない。』と言うひっかかりがありました。

糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞など、いずれも食生活と運動のバランスが崩れている方にリスクが高いのはご存知の通りです。幸い当院には未病の患者様、つまりまだ糖尿病、高血圧等の生活習慣病が発症していない患者様が多く来院されます。しかし、運動不足、栄養の偏り、飲食頻度が多くカロリーも高い方がとても多いと感じます。だからこそ、歯科医院で歯を治したことをきっかけに全身の健康について考え、生活習慣病予防のお手伝いがしたい。それこそが 「お口の健康から、全身の健康へ」の実践だと思います。お口の専門家だからこそ、できる栄養指導がある。そう考え、栄養指導プログラムを作りました。お身体の健康はもちろん、お口の健康は私たち“歯科栄養士”が守ります!

歯科視点で行う個別栄養指導

虫歯と歯周病予防・改善

虫歯

皆さん、“カイスの輪“をご存知ですか?それは、虫歯の発生原因を図で表したものです。
右の図で表したように、虫歯は、虫歯菌の数、歯の質、糖分、そして時間という4つの原因が重なって初めてできます。したがって、極端ですが、どれだけお口の中に虫歯菌がいたとしても、糖分の含まれる食事をしなければ、虫歯ができることはありません。しかし、皆さんご存知の通り、生きていくうえで、食事は欠かせないものです。

では、どのように管理をしていけばいいのでしょうか?例えば、虫歯になりやすい食生活の一つとして、食事回数が多いことが挙げられます。食事をとることで口腔内は酸性に傾き、歯を溶かしていきます(脱灰)。しかし、唾液の力で次第に酸が中和され、「再石灰化」という、溶かされた歯のエナメル質を元に戻す現象が起こります。この現象が、1日を通して数回(朝昼晩の3食と15時のおやつ程度)であれば、虫歯になりにくいのですが、ジュースをだらだら飲んだり、お菓子をつまみながら作業をしていたりすると、脱灰の時間が続き、虫歯になりやすい環境になります。

以下の図は、食事によって歯が溶かされている脱灰の時間(赤色)、溶かされた歯を元に戻す再石灰化の時間(青色)を表したものです。間食の取り方を変えるだけで、虫歯になるリスクが大きく改善されることがわかります。

また、虫歯の発生原因は、食事回数の他にも、食事内容や生活習慣など、様々な要因が関わっています。虫歯になりやすい食品といえば、何を思い浮かべますか?飴、チョコレート、キャラメル…。どれも正解ですが、実は食品によってう蝕誘発能(虫歯を引き起こす力)は変わってきます。そのう蝕誘発能を調べる公式として、「食べ物の停滞のしやすさ(食物停滞量)×酸発酵の度合い(酸酸性量)」があります。以下の図をご覧ください。


この表を見ると、菓子パンはリンゴの100倍も虫歯になりやすいことがわかります。どれも虫歯の原因にはなり得ますが、食品の選び方によって、虫歯になる確率はぐんと減らすことができるのです。

以上、虫歯の原因と食生活についてお話してきましたが、これはほんの一部に過ぎません。当院では、管理栄養士が患者さんの生活スタイルに合わせ、食事回数や食事内容をご提案させていただいております。しっかりブラッシングをして、メンテナンスにも通っているのに、虫歯ができてしまう…。そんな方は、もしかしたら食生活に問題があるかもしれません。お気軽にご相談くださいね!

歯周病

歯周病は、最近の感染によって引き起こされる炎症性の疾患です。その歯周病は、生活習慣病の一つであり、多くの原因が重なって起こります。直接因子である汚れの他に、食生活の乱れや、たばこ、ストレス、ホルモンバランスなど環境因子も関わる疾患です。そのため、衛生士の口腔ケアの他に、管理栄養士による生活習慣の改善が必要になってきます。
そして皆さん、歯周病は糖尿病や循環器疾患などと深く関わりがあり、全身に影響を及ぼすということをご存知ですか?糖尿病患者さんが口腔ケアを受けたことで、炎症の数値とHbA1cの数値が改善したというデータもあります。



このように、歯周病を予防・改善することで、全身の健康にもつなげることができるのです。歯科医師が虫歯を治療して、しっかり噛める環境を整え、歯科衛生士が予防メンテナンスを行い、管理栄養士が食生活サポートを行う。当院は多職種が連携して、患者さんのお口の健康を守ります。

お子様向けの取り組み

近年、食の欧米化が進み小児期にはやわらかい食べ物での食生活が当たり前の世の中になっています。にしさんそう歯科では、お子様や保護者の方向けに歯科医師、歯科衛生士、栄養士がイベントや講習会を開催し、お子様のライフステージに合わせた食育指導を行っています。

子どものうちから「正しい生活習慣」「健康に対する考え方」を意識していただくことで、将来起こりうる生活習慣病の”予防”に取り組んでいます。にしさんそう歯科スタッフ全員が、一人でも多くの子ども達の未来の健康を願っています。

生活習慣病予備軍の方向けの取り組み

生活習慣病の方や生活習慣病予備軍の方はもう手遅れなのかというと、そうではありません。当院では、特に生活習慣病になる直前の予備軍の方、未病と言われるステージの方へのアプローチに力を入れています。

歯科視点で考えると、生活習慣や食生活の乱れは…

  • う蝕(虫歯)
  • 歯周病
  • 歯を失うことによる咀嚼機能の低下

につながると考えられます。また、咀嚼機能の低下は「低栄養」にもつながります。


歯科疾患と生活習慣病を結ぶ3つの代表例
  • 糖質過剰摂取による高血糖 → Ⅱ型糖尿病への移行が示唆される
  • 炎症物質による糖質代謝阻害・脂質代謝阻害
  • 咀嚼機能低下による栄養不足・カロリー過多

このように虫歯、歯周病や入歯の不調、歯を失うことなどによる咀嚼機能の低下は、低栄養に陥る大きな原因の1つです。にしさんそう歯科では、“歯周病は動脈硬化の未病、虫歯は糖尿病の未病”と考え、患者様の血管を守る生活習慣や全身の代謝改善までを視野に入れる、歯科視点からの健康管理の在り方について提示します。

栄養指導の流れ

※サポート回数は患者さんのリスク状況に応じて設定致します

アンケート記入と測定(1回目)
  • 初回ご来院時までに、普段の食生活や運動についての簡単なアンケートに書いていただきます。
  • 書いていただいたアンケートを拝見しながらインタビュー、栄養指導に利用する冊子を使い歯と栄養についての関連性をお伝えします。
  • InBody、FFQ、グルコセンサーなど患者さまの現状を把握するための測定を、患者さまと会話しながら進めていきます。
  • InBodyについての解説や生活習慣のインタビューを通して、2回目ご来院までの目標を患者さまと一緒に決めます。
健康栄養ガイダンス(2回目~)
  • その後の様子をお伺いし、決めた目標に対して評価を行います。
  • 前回聞き取ったアンケートとFFQの聞き取りから、疾患別、お悩み別に合わせた指導を行うため、媒体や冊子・教材を用いてアプローチを行います。(糖質、脂質、タンパク質など栄養素の話、野菜についての話、運動についての話など)
  • 今回のお話を通して継続や修正を提案し、プランの立て直しを行い次回までに継続可能な目標を決め終了します。
結果測定(最終回)
  • その後の様子をお伺いし、決めた目標に対しての評価を行います。
  • In Body計測、グルコセンサー測定、などの結果測定をし、初回から現在までの比較を行います。
  • 今後も継続して健康的な生活を維持できるように、継続プランについてのご案内を行い、栄養指導が終了してもきちんと継続して行えるようにアドバイスをします。

設備・料金のご案内

料金

  • ~ コースメニュー ~
    初回1時間・2回目以降30分
  • 4回(1回あたり2,500円)10,000円(税別)
  • 6回(1回あたり2,333円)14,000円(税別)
  • 8回(1回あたり2,250円)18,000円(税別)
  • 1回1時間×4回 15,000円(税別)
    ※一人一人に合わせた栄養指導+運動提案のプログラムです


  • ~ コース終了後の継続メニュー ~
    1回30分
  • 2回(1回あたり2,750円)55,00円(税別)
  • 4回(1回あたり2,451円)9,805円(税別)
  • 6回(1回あたり2,301円)13,805円(税別)
  • メンテナンスコース1回30分 2,000円(税別)
    ※衛生士のメインテナンスとセットで予約をされる方限定コースです

設備

個別カウンセリングルーム

個別のカウンセリングルームを完備しております。個人的な悩みや相談などもお気軽にお話いただけます。


Inbody(インボディ)

体重はもちろん、身体を構成する基本成分である体水分やタンパク質・ミネラル・体脂肪を分析し栄養状態に問題がないかなど、点数やグラフで表示され体の状態が目で見て分かる高精度な体組成計です。こちらを使って体の状態に合わせた栄養+運動のプログラムを考えていきます。


FFQ

食物摂取頻度調査票(FFQ)とは(Food Frequency Questionnaire)の略で、日ごろの食事データを分析し、栄養計算をもとに栄養と運動のバランスを評価されるため体の状態が目で見て分かる成績表です。


グルコセンサー

咀嚼能力という噛む力を測定するための機械です。
こちらを使って歯科治療の術前のお口の状態から、栄養提案を行い術後の咀嚼能力向上に繋げます。

アクセス・診療スケジュール Access / Schedule

医療法人靖正会 にしさんそう歯科 ナカムラクリニック
〒 571-0057 大阪府門真市元町27-3
TEL 0120-74-5454

※土曜祝日は8:30〜14:00の診療となります。
休診日:日曜日
尚、最終受付時間は診療時間の1時間前になります。

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