歯科衛生士ブログ|歯周病菌…あなたの菌の強さは?

2017年9月30日
こんにちは!
歯科衛生士の大原です。
今回は、歯周病菌についてです。

歯周病の菌と一口にいっても病気を引き起こす力は様々です。
凶悪な菌もいれば、それほど悪さをしない弱い菌もいます。


歯周病菌は全部で約700種類くらい存在します。
そのうち、健康な菌は約30種類…残りは全て不健康な菌といわれています!

歯周病は18歳以上の大人に発症する歯ぐきや歯を支える骨の病気ですが、大人になってから初めて感染するわけではありません。


では、いつ感染するの?
歯周病菌は図のようにピラミッド型で表されます。


ピラミッドの最高層にある菌が「レッドコンプレックス」といわれる歯周病を急激に加速させるもっとも凶悪な菌種です。

実は、この菌は皆さんのお口に生息するわけではなく子供のころから常にお口を清潔に保っていると生息しません。
お口の中の菌は、ごく弱い菌からとても強い悪玉菌など三段階に分けて分類されます。



上図の様に初めはごく弱い菌がお口の中に生息します。
これはほとんどの人が子供のころに家族やペットなどから感染します。
毎日清潔に歯磨きやフロスが行われていればこれ以上強い菌が生息することはありません。

しかし、歯磨きが上手くできずに古くなってしまった歯垢には新たに強い菌が生息しやすくなります。(図中央)
これが第二段階の「オレンジコンプレックス」と言います。
これが住み着き始めると最後の凶悪なレッドコンプレックスが住み着ける足場が完成してしまうというわけです。

この細菌叢は十代のうちに完成し、完成すると二度と変化しないということが近年判明してきました!
一旦住み着いた悪玉菌は追い出すことができないということです!恐ろしいですよね。


では、レッドコンプレックスが住み着いてしまったらどうするか?
細菌叢は変わらないということは…凶悪な歯周病菌の活動性を下げるために最大限に毎日注意深くケアをして活動力を弱めるほかにありません。上手く菌と関わり続ける必要があります。

高い病原性になってしまった状態を予防するよりも低い病原性の状態を予防する方がケアも楽でメリットが大きく感じませんか?

歯周病を悪化させる要因ランキングと予防について

●歯周病を悪化させる要因ランキング●

1位 加齢
2位 ヘビースモーカー
3位 喫煙者
4位 糖尿病
5位 朝食摂取なし

●予防について●


 歯周組織の健康は免疫で守られています。
そのため生活習慣が乱れたり、加齢によって免疫が落ちると悪化の要因になります。
 
 きちんとした食事、生活習慣や運動療法で免疫力をアップして健康的な身体を手に入れたいですね!
そのために当院では歯のメインテナンスや管理栄養士による栄養指導も行っております!

ぜひこの機会にご自身の健康を見直してみませんか?



お電話にてご質問・定期メンテナンスのご予約も受付しております。

門真市 守口市 にしさんそう歯科
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更新日: 2017-09-30